toshihirock’s diary

IT エンジニアをしている toshihirock のはてなブログです

2018年に鼻中隔湾曲症の手術をしました

ふいに2年前に実施した「鼻中隔湾曲症の手術」について記憶のあるうちに書いておきたいと思ったのでメモ。 なお、入院中のことは思い出して書くので、あやふやな部分が多いです。 また、手術した記事はいくつかありましたが、その後の経過などについての記事はあまりなかった気がするのでその点も記載します

入院中の様子などは以下の記事が参考になるかと思います。 特に前者の記事は自分も入院前に参考にさせて頂きました(後者はこの記事を書こうと思って検索していたら出てきた中で入院中の様子が書いてあった記事だったため記載)

病院でちょっと鼻の中、削ってきました。-花粉症で悩んでいた30代の手術&入院体験レポート-前編

鼻中隔湾曲症 手術体験(その1)入院用持ち物リスト

手術のきっかけ

元々自分は子供の頃から鼻詰まりがひどく、日頃の生活でもよく鼻をかむことがおおく、風邪を引くことが多かったと思います。

大人になってから何かのきっかけで耳鼻科に行った時に「あなたは鼻がかなり曲がっている。手術を検討してもいいかもしれない」という趣旨の説明を受けました。

その日はそうなの、というぐらいの感想だった気がしますが、再度風邪を引いた時に思い出して再度耳鼻科に行き、以前上記のような事を言ってもらったことを伝えてどうすれば良いか相談しました。 その時に再度耳鼻科で軽く見てもらい、その後病院の紹介状を書いてもらいました。 そしてその紹介状を持って病院に行って詳細を確認した所、やはりかなり曲がっていて直したほうが良いよ、という意見を貰ったので家族と相談して手術をすることに決めた、という流れだったと思います。

入院前後のこと(覚えている限り)

入院前

どれぐらい入院や仕事を休む必要があるか病院の先生から聞いていたのでそれを上司に報告して有給で1,2週間ほど休むことを確認しました。 実際の入院は7,8日ほどだったと思いますが、すぐに仕事復帰も難しいと考え少し余裕を持って休む可能性があると言っていたと思います

手術前日

前日から病院に入院しました。 この日は当然ながら体調もバッチリで元気に本など読んで過ごしていた気がします。

手術当日

お昼ごろから手術だったと思います。 全身麻酔だったので手術中の記憶はありません。 起きたのはたしか14時か15時ぐらいだったと思います。

そしてここからが本当に辛かったです。

まずすごい頭痛と熱があったと思います。妻に手術が終わったことをLINEで連絡するので精一杯で以降スマホは使う余裕はありませんでした。

また、鼻からの出血が口にに継続して流れるのですがこれを定期的にテイッシュに吐き出す必要がありました。これをしないと喉から血を飲んでしまい、吐いてしまいます(実際に2,3回吐いた記憶があります)

あとはそもそも鼻に詰め物をしていて鼻呼吸が出来ないので口呼吸のみで過ごす必要があり、かなり苦しかった気がします。

上記のような状態だったのでまともに夜は寝れず、こんな状態が続くのは本当にしんどいな、やめておけば良かったのかなのかと思ったほどでした。

二日目

この日もあまり余裕がなかった気がしますが、それでも少しずつスマホを見る、Kindle で本をたまに見る、などは出来るようになってきた気がします。とはいえ頭痛がひどく、考えるような事はできなかったので難しい本ではなく、漫画などを読んでいた気がします。 夜は少し出血が収まってきたおかげで少し寝れるようになってきました。

3日目以降

この日から少しずつ余裕が出てきた気がします。 夜少しでも寝れるように日中は漫画などを読んで過ごして夜によく寝れるようにした気がします。 あと手術前日から風呂にはいれていないので少しずつ頭などが痒くなってきた気がします。

N 日目

鼻の詰め物を取りました。 取ったあとに鼻血が15分ぐらい出た気がします... ただ、鼻呼吸が出来るようになったのでかなり楽になったと思います。

N+M日目

少し入院が伸びましたが無事退院できました。 家までは体力も落ちていると思うのでタクシーで帰りました。

家に帰ってから

数日追加で有給消化をしつつ、体力を戻すように外に出歩いたりしていたと思います。 何日かして会社に行き始めましたが、その数日後にかなりひどい風邪をもらいまた数日会社を休むことに...よしやるぞという気持ちだったのでこの時は少し落ち込んでしまった気がします。(今思うともう少し余裕を持って休んでも良かったと反省) ただ、それ以降は特に問題はなく、仕事にも復帰できています。

入院で持ってって良かったもの

覚えているものをざっくり書きます。

  • 大量のティッシュ
    • 最初から BOX テイッシュは2,3箱持って行った気がしますが、出血が多かったのか初日でなくなりました
    • 2日目に妻に持って来てもらえたので何とかなりました
  • Kindle
    • iPad も持っていったのですが重かったので Kindle の方が使いやすかったです
    • 読書に集中できるのも Good
    • 本は予めダウンロードしつつ、必要な時は iPhone のデザリングでつないでダウンロード
  • モバイルバッテリー
    • コンセントが一つしかなく、やや変な位置だったので寝る時に充電して日中に使う
  • のどぬ~るぬれマスク
    • 手術体験の記事に記載があったので購入
    • 確かにあると楽になった気がします

2年経っての感想など

  • Q.やって良かったですか

    • はい、良かったです。まず、鼻詰まりはかなり解消され、以前は毎日かなり鼻をかんでいたと思いますが、それが減りました。また、感覚なので正確なことは分かりませんが、風邪も以前より引きにくくなった気がします。ネットの記事で「鼻の形が変わる」「味覚が変わる」というような記事をみた気がしますが、少なくとも私はそのようなことはなく、健康に暮らせています。
  • Q.手術はいつが良い?

    • 自分の場合、合計1,2週間休んだのでまずは職場に相談すると良いと思います。ただし、治せるものは早めに治せるもの方が良いと思います。個人的には結構大変だったので年齢が若く体力のあるうちにやっておくに越したことはないと思います
  • Q.費用は?

    • 入院日数や病室などにもよりそうですが、20,30万ぐらい掛かった気がします。高額医療費支給制度で後で払い戻しがありました。自分はやってませんが、費用を払うのが難しい場合、事前申請をするなどをすることも出来るようです 高額療養費制度を利用される皆さまへ
  • Q.通院してますか

    • してません。手術後、何回か経過観察で病院に行きましたが、経過が良さそうなのでそれ以降耳鼻科含め、行ってません
    • 入院後半からやるように言われている「鼻うがい」は継続してやっています。これはおそらく鼻のかさぶたが取れたら必須ではないのですが「鼻がスッキリする」「風邪予防になる」という感じがするので続けています(鼻中隔湾曲症の出術有無に関わらず、おすすめです)