toshihirock’s diary

IT エンジニアをしている toshihirock のはてなブログです

RSU を指値注文で売ってみた話

RSU(Restricted Stock Unitsを売る際に以下が選べました。

  • 成行注文(マーケットの現在値で売却。基本的にすぐに約定される)
  • 指値注文(指定した価格よりよい条件でのみ売却。条件が揃わないと約定されない)

「指値注文」「成行注文」をどう使い分けるべき?「売り時」がポイント

今まで(というか1回目)は「成行注文」で売ったのですが、今回は「指値注文」で売ったのでその話をメモしたいと思います。

なお、投資は自己責任 でお願いいたします。

指値注文の指定方法

もしかするとそれぞれの会社などで多少違うかもしれませんが、自分の場合、以下を指定しました。

  • いつまで有効な条件なのか(例:2021年11月15日までなど)
  • 何株を売るのか(例:10株)
  • 希望する1株あたりの値段(例:1000$)

実際に指定した内容と結果

今回、「可能な限り売りたい」と思っていたので以下のようにしました。

  • いつまで有効な条件なのか:自社株のため、売買取引ができる期間が決まっている。その為、その期間が終わる1週間前
  • 何株を売るのか:10株
  • 希望する1株あたりの値段:過去1ヶ月の最高額

実際にどうだったか、というとありがたいことに指値注文をして1週間ほどで株価が上がり、約定となりました。 一方、その後もっと高くなるという可能性も当然ありますし、このまま値段が上がらない、という可能性もありました。 今回は「可能な限り売りたい」と思っていたので、このまま約定しない場合には最後の1週間で「成行注文」を想定していました。

実際にやってみた感想

初めて「指値注文」をしててみたということもあり、少しドキドキしましたが、無事完了できてよかったと思います。 値段については色々考え方がありそうですが自分は「株価がどうなるかはわからないし予想はできない」と思っているので、「希望する価格は機械的に決める」方針が良いと考えました。 「ベストが何か」はもちろん分かりませんが、機械化して決めておくことで迷うことなく、ただ機械的に当てはめるだけ、で気持ちが楽になるのではないか、と思います。(今後こうなると予想して値段を決めると外れた時に悔しい気持ちになりそう)

あと「指値注文」の場合、「期間が長いほうが有利」と思いました。 極端ですが、以下のように考えられます。

  • 1ヶ月以内に売りたい:「指値注文」で約定しない場合、「成行注文」するしかないのであまり強気な希望価格ができない
  • 1年以内に売りたい:最初の半年はやや強めの設定、後半はそれなり、最後の1ヶ月はやや現実的な希望価格、といったように変動させることが出来る

どうしても期間が短いと選べる選択肢が少なくなってしまう、というのは感じました。

今後やろうと思っていること

自分の場合、ポートフォリオの確認は年1回のみとしており、そのタイミングでいくら程度 RSU を売ろうか、というのは決めています。 その為、以下でやってみようかと思っています。

  • 売買可能なタイミングで 機械的に決めた 値段を「指値注文」で設定する
  • 値段は基本的に変えないし、株価は特に見ない
  • 指値注文」で売れない場合、「成行注文」で自分の都合の良いタイミングで売る(ポートフォリオを守るほうが大事)

自分は投資には興味がないので上記運用を守りつつ、時間を掛けずにやってみたいと思います。

また、時間のある時に以下のブログなどを参考にさせて頂き、必要に応じて戦略などは 年単位 で必要に応じて再検討してみたいと思います。

RSUを部分的に売る作戦