toshihirock’s diary

IT エンジニアをしている toshihirock のはてなブログです

仕事で動画の録画をしてみた時のメモ

機会があり、初めて仕事で30分程度のビデオを作成するということを行った。 以下詳細

  • 動画は30分程度で最終的に誰でも閲覧可能な動画となる(社内向けではない)
  • パワポで作った自分の資料を音声を出して説明をする動画の作成
  • 録画や編集は専用ソフトを使って自分で行う
  • 字幕を出すなど特殊なことは行わないが、録音ミスなどの場合の動画の切り貼りなどは自分で行い、録画したファイルを提出する必要がある
  • 録画は自宅で実施

数年前に社名を出さない形での勉強会での発表などは経験があり、直近でも社内だけで実施するトレーニングなどはあったが、誰でも見える状態の動画を録画するという仕事は初めてだったため、忘れないようにポイントや大切だったと思うことをまとめておく。

話すことは書き出しておく

内部的な発表やトレーニングの場合、話すことの要点だけ書いて説明すると言うことも多かった。 しかし、誰でも閲覧可能な動画で適当な発言もできない状況であり、多少のアドリブを交えての録画は少なくとも自分には難しいと感じた。 その為、パワポのメモに話すことは事前に全てメモして対応を行った。

スライドに発表者のメモを追加する

手間ではあるものの、これによって話す内容をあらかじめ書いておくので、内容の事前チェックもでき、正確な情報を伝えることができたと思う。

また、録画が1回で終わることはなく、実際には途中で詰まったり、噛んでしまったりするなど何度もやり直しを行なっていた。都度、話す内容が変わると、前後での整合性も取れなくなり、話す自分も話す内容を考えながら説明するのはかなり疲労することになると思われる。今回は多少手間でも話す内容をあらかじめメモしておいたのは終わってみると良かったことだったと思われる。

動画作成実績のある第三者にレビューしてもらう

資料は事前にレビューしてもらっていたが、公開前に録画した内容を動画作成経験豊富な方にレビュー頂けたのは良かった。 自分だとそこまで気にならなかったリップノイズや話す速度についてコメントを頂ことができ、より良い品質にすることがで出来たと思う。 セルフレビューだと気づけない部分もあるので、特に重要な場面では第三者のチェックは非常に大事ではないかと感じた。

各スライド・章の間で多少の時間を設ける

長文を読む為、途中で噛んだり、詰まってしまうことが多くあった。 すべてを撮り直すことは難しい為、章ごと、スライドごとに撮り直して編集することがあったが、スライド切り替えの際に多少の時間の余裕がないと編集して切り貼りする場合に違和感があり、結局まとめて撮り直さなければいけないことがあった。 上記経験の後は、各スライド・章の間はあとで撮り直しができるように多少時間を設けるようにすることで、編集しても違和感なくできるように心掛けた。 また、上記のように特定スライドのみの再録画の場合、本当に録画したいスライドの一つ前のスライドの最後の文言から始めることで、編集しやすくすることが出来たので、今後は最初から気を付けて対応をしたい。

練習・レビュー・練習・レビュー

普段話すことが仕事ではないので、特に最初はうまく喋れなかったり、詰まることが多かった。 これについては、愚直に何度も繰り返し練習、録画した内容の聞き返し、というのを行なった。

録画のメリットとしては何度もできることである。練習するごとに少しずつでもうまくなっていくと思うので、なるべく練習をした方が良いと感じた。

この辺りは慣れてくれば練習回数が少なくともそれなりにできるのではないかと感じた。

日数には余裕を持って対応する

今回、スライド作成を前倒しで作成し、かなり余裕を持って録画に取り組めたので、複数回の撮り直しなどもする余裕があった。

録画に数日しか当てられない場合、質を落とすしかないので、上記を考えると、ある程度余裕を持って録画に挑めたのは良かったと思う。

数日に分けて録画する

上記とも関連するが、一度に録画せず、最初から章ごとに録画を行いつつ、1日ずつ進める、という対応をしたのは自分の現在のレベルだと良かったと思う。

慣れない仕事というのもあり、一つの章でも何回も撮り直しを行うとかなりの疲労した。他の仕事もあり、少なくとも自分は録画だけに1日集中できる余裕はなかったので、複数日に分けて録画を行うことで1日分の負担を減らすことにした。最終的に完成するまでの日数は掛かってしまったが、普段の仕事に大きな影響をかけず、負荷を分散することができたのは良かったと思う。もし、録画をスタジオなど本格的な場所でやる場合、分けることはできないので、事前に練習しておくことがポイントとなりそうである。

外部音が入りにくい時間に対応する

我が家は小さい子供がいる為、子供が大きい声を出すと音声が入ってしまうことがあった。子供側が大きい声を出さないようにするというのはできないので、子供が寝ている・外出している時間に録画はするようにした。それすら難しい場合には、会社に行って会議室を予約し、録画するという方法などが考えられると思われる。この辺りは編集ソフトやマイクなどで対応できる可能性もあるが、詳しくはわからない為、上記のような方法で対応した