Amazon プライム会員なら無料で読め、同僚からのおすすめもあったので読んでみた。
他にも数冊投資などの本は読んでおり、少し気になるポイントもあったが、ざっくり理解するという点では良かったと思う。 また、個人的に最後に「働くことは何よりも大切」と書いてあったのが良かった。
自分はこの本(+アルファ)を見て以下をやる(やった)予定
- 確定拠出年金でインデックス投資に変更(額は元々満額入れていた)
- NISA /つみたて NISA/ジュニア NISA をやってコツコツ投資信託に投資。こっちもインデックスで手数料が低いものにする(注1:NISA とつみたて NISA は併用不可。どっちにするかは別途検討。注2:ジュニア NISA は2023年12月末にに終了)
なお、どれだけの額を NISA に計上するかというのは マネーフォワード ME を使って資産の全体像を把握してから決めた
読んだ人の前提
- 読書した人は投資初心者(投資の経験無し)
- ハイリスクハイリターンは期待せず、コツコツ貯めたい。多少のリスクは許容する
- 日中仕事をしているので基本はほったらかしにしたい
- 短期ではなく、長期の運用目的
読書ノート
興味のある投資信託/確定拠出年金の部分を主に記載(保険や在宅ローンの話もあったが、一旦割愛)
- 証券会社はネット証券が良い
- 投資信託は金融知識が乏しく、日中仕事をしている人に合っている
- 投資信託は色んな会社の株の詰め合わせ。リスクを分散させているので問題があった場合でもリスクは少ない(内容によりそうだが、逆にハイリターンでもない)
- 投資信託では客から集めた資産は会社のお金と別で管理するように法律で決まっているので、比較的に安全に保管できている
- 投資信託には大まかに「アクティブファンド」「インデックスファンド」がある。「アクティブファンド」はプロ(人)が株や債券を買う。「インデックスファンド」は日経平均やダウ平均とかの指標に連動して機械的に買う。そのため、「インデックスファンド」の方が人件費が低く、手数料が安い事が多い
- 「アクティブファンド」の方が「インデックスファンド」より成績が良いということはない
- 「いつが売りどきか」は誰も分からないので現金が必要になった時に売れば良い
- 通常金融商品を売って得た利益には約20%の税金が掛かる。NISA なら120万円の投資額と運用益に対して5年間は税金が掛からない
- いくら NISA に投資するかは資産配分を決める。当面の生活費としておろせる額を除いた除いた額について安全に貯めておきたい「安全資産」とリスクを許容する「リスク運用資産」に分ける
- 確定拠出年金は2つのメリットが有る。「1.給料からの天引きなので収める所得税や住民税が減る」「2.運用で儲かった分は非課税」。デメリトットは60歳まで原則下ろせない
- 一番大切なことは「ちゃんと働くこと」。労働も立派な投資
気になったポイント
- 「個人向け国債変動10年」が「安全資産」として紹介されていた。最低金利が保証されており、メガバンクなどの普通/定期預金の利率よりは良い印象だが、ネット銀行によっては現在の利率の「0.05%」より良い所もあったので「国債」を買うかはネット銀行を見てから考えたほうが良いかもしれない
- 「まとまった資金があるならインデックスファンドは一気に買う」というのがあった。もちろん一長一短があるがある認識だが「ドルコスト平均法」についての説明もあると良かったと思う(話がややこしくなってしまうが)自分はリスクを軽減したいので NISA 枠で少しずつ投資する
- インデックスファンドで「国内と国外を半分ずつ買って定期的にリバランスさせる」と書いてあったが理由が分からなかった(国内と国外に分けリスクを分散させるということだろうか)