きっかけがあり、資産運用で改めた事があった。 その際に色々調べたのだが、将来忘れそうなので知識のダンプのため、メモしておく。 最初に結論を書くと自分は以下の順番で対応するのが良さそうと考えている。
自分の場合「確定拠出年金」と「NISA/つみたて NISA」を見直す・やる事にした。
以下よりそれぞれについてメモしておくが、あくまで自分がこうしたという話であり、何も保証するものではないので内容については自己責任でご確認ください。
確定拠出年金
確定拠出年金は以下の2種類がある。
自分の現在務めている会社は「企業型確定拠出年金」を採用していたので特に追加で申請などは必要なく、今回の見直し時点で既にやっていた。
また、「マッチング拠出」という「企業が拠出する掛金に、従業員自身が掛金を上乗せ可能なこと」についても採用しており、個人で掛けることが可能な最大限のお金を設定していたのでこちらもそのままとした。
マッチング拠出というのは、企業型DCにおいて、企業が拠出する掛金に、従業員自身が掛金を上乗せするというものです。
マッチング拠出のお金は全額所得控除の対象となるため、これだけでも少し節税になると思われる。
3つ目は、マッチング拠出を利用した場合、従業員が拠出する分の掛金については、全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。
次に運用商品を確認した。 これは「元本確保」から「インデックスファンド海外株式」のものにした。 理由は以下
- 確定拠出年金の運用で得た利益については全額非課税となるのに「元本確保」はもったいない(通常、運用利益は約 20%課税)
- 「インデックスファンド海外株式」にしたのはそもそも運用商品が限られており、その中では一番利益が出る可能性があった為(逆に言うと下がる可能性もあるが個人的には許容出来るものだった為)
なお「2.NISA/つみたて NISA」も節税対策となるが、自分の場合、以下の理由より先に「確定拠出年金」を確認した
- 「確定拠出年金」自体は既にやっており、新しく証券会社などの契約など不要だった
- 運用商品が少ない為。あくまで自分の契約の場合だが、確定拠出年金で扱える運用商品は10程度だった(つみたて NISAは運用商品が限られているがそれでも150程度)
- NISA/つみたて NISA の違いなど理解するのに時間が掛りそうだった
なお、「確定拠出年金」は原則受け取りが 60歳以上 なのでその点だけ注意(直近数十年のための資産運用ではない)
NISA/つみたて NISA
「確定拠出年金」をやってもまだ余裕がありそうだったので追加で NISA/つみたて NISA も検討することにした。
NISA/つみたて NISA のメリットは色んなところに書いてあるが、確定拠出年金の一部メリットと似ており、投資で得られた利益について一定期間非課税となる 点がポイントだと考えている。
次に NISA か、つみたて NISA のどっちにするかというところだが、 毎月投資できる額 をまずは計算した方が良いと思われる。
NISA/つみたて NISA の違いについては色んなサイトに書いてある
が、大きなポイントとして以下2点があると思う。
- 年間投資上限額:NISA は「120万円」、つみたて NISA は「40万円」
- 非課税となる期間: NISA は「最長5年」、つみたて NISA は「最長20年」
上記より 年間投資額が40万円以下 ならつみたて NISA の方が良いと思われる(非課税期間が長いので) 一方、年間投資額を毎年40万円を超える ということであれば NISA にしないといけない。
つみたて NISA は初心者向け というのは選択出来る投資信託が限られているからというのもあり、それはとても良いことだと思う。一方で既に運用商品や方針が決まっているならば NISA か、つみたて NISA にするかの判断は 毎月投資できる額 が一つのポイントになると思う。
結局 何を運用すれば良いか は方針などにもよりそうだが、自分は以下のような方針としていた
- ハイリスクハイリターンは期待せず、コツコツ貯めたい。多少のリスクは許容する
- 日中仕事をしているので基本はほったらかしにしたい
- 短期ではなく、長期の運用目的
その為 インデックスで手数料が低いものにする 予定。 詳細は以下
「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を読んだ
株・投資信託など他の資産運用
上記いづれもやってまだ資産運用したい場合には証券会社から株や投資信託を買って運用することも出来るが、自分の場合、まずは 「確定拠出年金」と「NISA/つみたて NISA」をやってみる という方針とした。
上記はいずれも上限額が決まっているので自動的に歯止めも効き、節税対策になる部分もあるので現状の自分にはちょうど良さそうという判断。