toshihirock’s diary

IT エンジニアをしている toshihirock のはてなブログです

通常の学級、特別支援学級、通級指導教室の違いを理解する

小学校選定についてお話を伺ったのでその内容についての自分用のメモ。 市によって違う部分や法令改定などによって変わることも有ると思われる為、詳細は各自治体に確認すると良いかと思います。

通常の学級

  • いわゆる一般的な学級
  • 1-4年生は児童35人に対して教員が一人、5年生以上が児童40人(法令によって決まっている)
  • 学習については大人数で学習をすすめる

特別支援学級

  • 障害の種類(「知的障害」、「自閉症・情緒障害など」)毎の学級が有る
  • 教師一人が見る児童の数が少ない児童8人までを教員一人がみる(法令によって決まっている)
  • 学級には同じ学年以外の生徒がいる可能性がある(例:A という学級には1年生と3年生の児童がいる、など)
  • 学習については少人数での学習集団で進める。ひとりひとりの課題を設定し、取り組む
  • 生活単元学習という一人ひとりの実態に応じて、生活上の目標を達成したり、課題を解決する学習を行う
  • 通常学級の児童との交流も行う。実施の有無やどの教科で行うのか、週に何時間なのかなどは担任と保護者で相談

通級指導教室(通級)

  • 通常の学級 に在籍しながら、教育的ニーズに応じて特別な支援を受けることが出来る
  • 週に1,2時間、決められた曜日・時間に保護者同伴のもの「通級指導教室」に通う
    • 学校が終わった放課後、ではなく、通常学級の通常授業が実施されている際に通う
    • 通級指導教室に行っている間の授業には出れないので、親のフォローなどは必要
    • どの時間に行くのかなどは要相談
  • 「通級による指導」が必要と認められた場合、保護者の意向があれば活用できる
  • 子どもの困りごとに合わせて指導内容が異なるため、「ことばの教室」「きこえの教室」などの名称が異なる教室が有る 通級指導教室とは?対象の子どもや指導内容を元担当教員がわかりやすく解説